つつみ鍼灸整骨院BLOG

2018.03.21

これでもあなたはステロイドを塗りますか?

つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。

ご覧になっていただきありがとうございます。

今回は

『これでもあなたはステロイドを塗りますか?』です。


そもそもステロイドとは・・・


 

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ステロイド薬は西洋医学を代表する薬といっても過言では

無いくらい世間の方々に浸透しています。

ですが同時に、そのほとんどの方が、

それが身体に悪いという認識もお持ちと思います。

症状がつらく、改善する術を知らず、

仕方がなく使用をしている・・といった状況でしょうか。

 

ステロイドはそもそも「副腎皮質ホルモン」のことを言います。

副腎皮質ホルモンは腎臓の上にある副腎という臓器から、

脳からの放出ホルモンの指令のもと、

分泌されています。

ステロイドは強い炎症を鎮める作用があり、

炎症の反応がある際に、

病院でも多く利用されます。


 

ステロイドのワナ


 

ですが、ちょっとまった!

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そんな便利な薬であるこのステロイド。

ざっと挙げると、こんなにも副作用が・・・

  • 副腎機能低下・・・長期的に摂取により副腎の機能低下を招きます。
  • 胃腸機能低下・・・胃や十二指腸に潰瘍形成されやすくなります。

腸内フローラを破壊します。

  • 骨粗鬆症・・・ステロイド性骨粗鬆症といわれ、高頻度に起こります。

過去の服用歴があると、骨折リスクが2.25倍増加するそうです。

  • 糖尿病・・・血糖値を下げるインスリンの働きを阻害し、高血糖になります。
  • 白内障・・・長期使用により起こります。理由は不明です。
  • 緑内障・・・眼球内の水の流れが阻害され、視神経に障害がでます。
  • 動脈硬化・・・脂質代謝異常から血中の中性脂肪やコレステロールが高くなります。
  • 精神病・・・多くは一過性ですが、精神状態の変化がみられる場合があります。
  • 顔面部の肥満・・・・・脂質代謝の異常から、顔、首周りの脂肪が厚くなり、

四肢の脂肪は薄くなります。

  • 感染症・・・免疫を司る白血球の機能低下を招きます。

 

すごくないですか?・・・

こんなにも副作用が多いにも関わらず、

安易に使用して良いのでしょうか。。。

炎症反応は、

創傷の治癒にとって当然必要なものです。

それを科学の力で無理に炎症だけを止めても、

当然様々な弊害がでるんです。

ではステロイドを含まないもの、いわゆる「非ステロイド」なら良いのか?

以降は次回のコラムで(^^)/

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