つつみ鍼灸整骨院BLOG

2018.03.21

鍼が高プロラクチン血症による不妊治療に有効という研究

こんにちは。つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。

今回は、

『鍼が高プロラクチン血症による不妊治療に有効という研究』です。

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プロラクチンは脳の下垂体から分泌されて、

排卵・妊娠・授乳など女性の生殖機能に、

大切な役割をするホルモンです。

特に授乳時にこのプロラクチンが乳腺に作用し、

乳汁分泌を促すため、

授乳期でもないのにプロラクチン値が高いと、

月経不順や流産のリスクが高まります。

 

そんな症状にお悩みの方に朗報です。

高プロラクチン血症に対する鍼灸の有効性が発表されました。

【以下抜粋】

英国ザ・サンは9月9日付けの記事で、臨床研究におけるプロラクチン血症の

不妊症治療で、鍼が投薬よりも2倍近く妊娠率を向上させることが明らかになったと

伝えました。

研究では、高プロラクチン血症の不妊治療を受けている患者60人を対象に、

週に1回30分の鍼治療を受ける群と、毎食後1回の投薬治療を受ける群で

その妊娠率を比較しました。記事では治療後の約1年にわたる追跡調査の

結果、鍼治療群の妊娠率が43%だったのに対して投薬が20%であった

レポートしています。また投薬群の63%が強い副作用症状を訴えたのに対し、

鍼治療にはほとんど副作用の訴えがなかったとも伝えています。

さらに、不妊治療の専門家のコメントを引いて、「鍼治療の安全性と効果を

考えると不妊患者が取り入れることは有効だ」とも紹介しています。

 

Acupuncture beats fertility medications when it comes to heiping women 

fall pregnant :The Sun Sep 9.2016

医道の日本より抜粋

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